ブログトップ

逆光

atk1.exblog.jp

投稿テスト/(おとうさんのひとりごと 平成9,1,25)

e0023872_23445072.gifこのコラムは、確か1989年の5月から書き始めたので正確には違うのだけれど、毎年1月がめぐってくるたびに、もう何年になるのかなぁと考え、しみじみ身のまわりを振り返ってしまう。子どもが大きくなっていくことに、お父さんとしてどのようにかかわるかについて何か書いてくれませんかというのが、その時の編集部からのオーダーだった。子どもとのかかわり方の視点から、毎月、自分の身のまわりのさまざまなことを振り返ってみる作業は、その頃、いやいつでも常に、新米のお父さんとしての僕にとって、なかなかおもしろく、毎回楽しみながらここまで来てしまった。
 子どもたちと一緒に、彼らを取り巻く私たちの国の社会の有り様を見ていて、いつも不思議に思うのは、子どもというのは大人とまるで別の生き物であるかのような、大人のものの言い方である。あたり前だと思うのだが、ものすごく大人びて見える人であっても、ちょっと前までは、絶対に子どもだった。あの時代があったので、または、あの時代を経てきたので、今のその人がそこにいるのだという視点から、子どもにまつわるさまざまな問題をながめまわしてみれば、子どもを取り巻く問題の相当の部分の解決の目安が立つように、楽観的な僕には、見える。ちょっと前の僕たち、そしてすぐ後の僕たちが連なって、そこに一緒にいるのだということを、いつも心にとめておきたいと思う。
 さて、今年も、1月15日がすぎていった。成人の日。少し前に20歳だった僕は、あの頃何を考え、何をやり、何をしたいと思っていたのだろうか。1年に1回、大人全員が20歳のときの私を正直真剣に思い出す日として、成人の日は毎年やってくるのだということを、ここで確認しておきたい。
[PR]
by atkdesign | 2005-09-16 23:30 | And more...
<< 同化 日高に向けて その1 >>